④改正省エネ法「判断の基準」(工場等)
● 2025/08/08
工場におけるエネルギー使用の合理化基準と管理標準の策定について
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目次- ①改正省エネ法の概要(ダイジェスト版)
- ②改正省エネ法「判断の基準」(本社)
- ③改正省エネ法「判断の基準」(専ら事務所)
- ④改正省エネ法「判断の基準」(工場等)
- ⑤改正省エネ法と工場等現地調査の概要
- ⑥改正省エネ法と原単位管理(回帰分析法)
- ⑦SDGsと省エネ活動
- ⑧屋上緑化と環境負荷の低減の要約
④改正省エネ法「判断の基準」(工場等)【要約】
エネルギー使用の合理化に関する法律
- 省エネ法第5条第1項に基づく基準を定め、工場等に適用。
- 持続可能な開発目標(SDGs)を支援し、カーボンニュートラルを目指す。
管理標準の設定
- エネルギー管理のための管理標準を設定し、遵守を求める。
- すべての事業者が取り組むべき事項を明示(1~9項目)。
エネルギー消費の目標
- 年平均1%以上のエネルギー消費原単位の低減を目指す。
- ISO50001の活用を検討し、中長期計画書の作成を要求。
燃料の燃焼の合理化
- 燃焼設備の空気比管理標準を設定し、効率的な燃焼を促進。
- 定期的な計測と記録を行い、燃焼状態を把握。
加熱及び冷却の合理化
- 加熱設備の温度、圧力、量に関する管理標準を設定。
- 過剰な熱供給を防ぎ、熱効率を向上させる。
廃熱の回収利用
- 排ガスの廃熱回収率を高めるための管理標準を設定。
- 蒸気ドレンの廃熱回収利用に関する基準を設ける。
電気の損失防止
- 受変電設備の配置や配電方式の見直しを行い、配電損失を低減。
- 力率を95%以上に保つための管理標準を設定。
照明設備の管理
- 照明設備の使用に関する管理標準を設定し、過剰照明を防止。
- 定期的な計測と記録を行い、照明の効率を維持。

